2006年02月
明水亭 香川県丸亀市
急に明水亭に行きたくなり
飛び込んだ
前回も書いたかと思うが
この店はうどん屋である
しかし大将が
フランス料理かなにかの
シェフをやっていたこともあり
デザートも手が込んでいて
なかなかいいのである
今月のデザートは
「文旦のかんてん黒みつかけ」
という
これまた一風変わったものだった
私は水出しコーヒーとのセット
680円を頼んだ
文旦のかんてん黒みつかけは
酸っぱくておいしい
文旦の大きな粒が入っていた
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パン屋 ゆうぱん 香川県丸亀市
つい最近知った
パン屋さんへ行ってきた
この前行ったときは
休みだったので
二度目の挑戦になる
店に近づくと
黄色いランプが
ピコピコとまわっていた
どうやら今日は
やっているみたいだ
しかしどうしたことか
店のドアに手をかけて
引っ張ってみたが
ドアは開かなかったのだ
それなら
ということで
今度はドアを押してみた
だが
ドアは「うん」とも「すん」とも
「フォー!」とも言わなかった
まさか丁度たったいま
閉店になった
ということではないだろうな
私がそう思ったそのとき
店の中に若い女性の姿が見えた
その女性は笑いながら
ドアを横に開いた
私はとても恥ずかしかった
パックン 40円
バナナ入りの
ちっちゃなデニッシュ
メロンパン 60円
安い
クリームパン 120円
おいしいクリームだった
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【閉業】アン・クール 香川県丸亀市
完全に忘れてしまった
一体私は
どこへ何のために
行っていたのだろうか?
2月26日の日曜日
私はどこかへ出かけていたらしい
どこへ何をしに行ったのかは
全く覚えていない
その帰り道
いつの間に出来たのか
丸亀の郡家に
新しいケーキ屋があるのに気がついた
キキーッ!!!
私は急ブレーキを踏んで
直角に右折し
その店のものなのかどうかは分からないが
その辺にあった駐車場に車を入れた
車から降りて店の前に立ち
深呼吸をする
いつもながら
新しい店に入るときは
すごく緊張する
とくにケーキ屋などというものは
「女性と子供の行くところ」
というイメージがあるので
男一人で入るのは
とても勇気がいる
でも好きだから仕方がない
私は店の前で
もう一度大きく深呼吸すると
ラジオ体操の第二をやり始めた
そうでもしないと
とてもじゃないが恥ずかしくて
一人でケーキ屋なんかに
入れるわけがないではないか
ラジオ体操が終わると
私は意を決して
店の中に入っていった
ただし顔は手で隠しながら
「いらっしゃいませ!」
女性店員が声を掛けてくる
見知らぬ人に声を掛けるなんて
恥ずかしくないのだろうか?
しかも女性のほうから声を掛けるなんて
私は恥ずかしいので
そんなことはやらない
ショーケースを覗く
色んなケーキがある
その中でもひときわ目立つケーキが
ショーケースの端のほうにあった
ミルフィーユだ
いままでに見たミルフィーユとは
全然違う変わったミルフィーユが
そこにはあった
ミルフィーユを注文してから
しばらくしてから
喫茶スペースがあるのに気づいた
ケーキの箱は
ゴミにもなるし
持って帰るのは面倒くさいので
そこで食べることにした
すでに店員さんは
箱を用意してしまっていた
私はわがままだと思ったが
ここで食べたいと告げた
店員さんは「えっ」と言って
一瞬かたまった
たぶん
「せっかく箱を用意したのに
後で言うか
この
隣の客はよく柿食う客は」
とでも思ったのだろう
店員さんは
追い立てるように
私を真ん中の席に座らせ
「シャーッ!」
とブラインドをおろして
私を遮断した
ブラインドをおろしたのは
キッチンを覗かれたくないからなのか
それとも店員や他の客からの
視線を感じなくて済むようにとの
思いやりなのかは分からなかったが
私にとっては好都合だった
店員さんの目を気にせず
堂々と写真が撮れるからだ
ケーキがきてから
食べ終わるまでに
何人もの客が訪れたが
店員さんは注文されたケーキを
箱に詰めたあと
それを客に渡さずに
そのまま持って出入り口まで行って
ドアを開け
そこで客にケーキを渡して見送る
ということをやっていた
そこまでやるケーキ屋を見たのは
初めてである
ということは
ブラインドをおろしたのは
私を遮断したのではないのだろう
ミルフィーユ
368円
苺がたっぷり
クリームも美味しい
おいしさたっプリン
231円
なめらかで
すごく美味しかった