2006年01月

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四国霊場84番札所

屋島寺から

歩きの道を降りてきて

しばらく行った遍路道沿いに

この店はある



この店の駐車場からは

次の札所の八栗寺(やくりじ)のある

五剣山(ごけんざん)が望める



3つ目の画像に写っているのが

五剣山だ



さてこのうどん屋で

私は重大なミスを犯してしまった



壁に貼っているメニューを見たとき

変わったものが好きな私は

「とろ玉うどん」なる

珍妙な名前のうどんに興味を覚え

注文したのだが

出てきたうどんを見ると

なんと生卵が入っているではないか



初めての読者のかたもいると思うので

説明するが

私は動物性の生ものが苦手なのだ



たとえ新鮮なものであろうと

刺身とか御造りとかは食べられない



何か気持ち悪く感じるのである



しかし生卵でも黄身だけは大丈夫で

子供の頃から

卵かけご飯は大好きで

よく食べていた



ただし白身のほうは

これでもかというぐらい

徹底的に取り除いてから

ご飯にまぜるのだが



とにかく

そんなわけで

出てきたうどんに

生卵が入っているのを見たとき

私は「さてどうしたものか」

と考え込んだ



卵が半熟なら食べられる



「半熟卵は生卵ではない」

というのは

私の頭の中では

定説であるからだ



うどんは

まだ出来たてほやほやで温かい



もしかしたら

卵をうどんの下に沈めたら

余熱によって

半熟卵になるかもしれない



そう思った私は

卵の上に割り箸で

うどんをどんどん

積み上げていった



最後の仕上げに

積み上げたうどんを箸で

上から押さえつけて

汁の中に沈めた



これでよしと



だが私は

とてもせっかちな人間なので

すぐにうどんを食べにかかった





麺を全部食べ終わったときに

汁の中に沈めた卵を見てみた



卵は生のままだった

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しょうゆうどん小冷

200円

弾力のある太麺だった



私は席を立ち

清算に向ったが

ここで店の方に

聞いておきたいことがあった



この同じ場所で以前

「なかむら」という

うどん屋が

店を開いていたはずなのだが

この店はその「なかむら」が

改名しただけなのか

或いは全く別の店なのかを

知りたかったのだ



しかし言いたいことも言えず

聞きたいことも聞けない

内気な性格の私は

今回も聞けるかどうか自信がなかった



「ん~~~~~~~」





蚊の鳴くような小さな声で

「おあいそお願いします」

と私が言うと

厨房で作業していた店のかたが

作業を中断してやってきた



料金を支払った私は

「さぁ、聞こう、いま聞こう」

と思った





緊張して

口から声が出てこなかった



「やっぱり駄目だったか」



私は諦めて行きかけようとした



そのときである

店の方が私に声をかけてきた



「食べ歩きですか?」



これは願ってもないチャンスである

これに乗じて

聞きたかったことを聞くのだ



私は「はい」と答えた



「ウチで何軒目ですか?」



おぉ

なんという嬉しい質問

私がこれまでに食べ歩いた

うどんの数を自慢できるぞ



そう思ったあと

すぐにその質問は

今日行ったうどん屋の数を

聞いていることだと気が付いた



私は少しガッカリしながら

「2軒目です」と答えた



しかしすぐに気を取り直して

懐でずっと温めてきて

卵からヒヨコになってしまった

質問をしてみた



「この店は前にやっていた店とは

全く違う店なのですか

それとも名前が変わっただけなのですか?」



その答えは

全然別の店だということだった



「それなら1軒にカウントしてもいいですね」

そう言いながら私は

店の方の鼻を指で押した。



「カチッ!」と音がして

店の壁に表示されている数字が

「986」から

「987」に変わった



その数字は

私がこれまでに食べ歩いた

香川のうどんの数だった



店の方は

笑顔で話し始めた



「前にここでやっていた『なかむら』さんがやめたあと

丁度ウチが店を開く場所を探していて

ここが空いていると聞いて入ったんですよ

塩田麺業は行ったことはありますか?」



「はい」と答えてから

私は慌てて言い直した



「塩田麺業の場所にあったうどん屋には

行ったことがあるのですが

名前が変わっただけで同じ店だったら行っています」



「美味(みみ)さんですね

美味さんは実は徳島の方で

徳島でさぬきうどんの店を開くために

しばらくこちらでやっていたのですよ」



「そうなんですか」



「そのあとに塩田麺業が入ったんですが

オープニングのとき

私もスタッフで働いていたんですよ

ウチの大将も塩田麺業で

一緒に働いていたんですが

店の方針と合わないということで

独立をしようということになったんですよ」



へぇ

そういうことだったのか

うどん界の裏情報を聞いてしまった



「ウチの大将、まだ20歳なんですよ」



そのことは

うどん関係のホームページで見て

知っていたが

「へぇ、そうなんですかー!」



ちょっと驚いてみせた



店の方とは

他にも話をしたけど

これ以上続けると

話が長くなりすぎて

読むのに3日かかっては申し訳ないので

この辺でやめたいと思う

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あれっ

国分寺町と書いたが

高松市と合併したんだったっけ?



最近ニュースに

うとくなっていて

ちょっと分からない



店に入って

初めに頼んだのは

「釜揚げうどん」だったが

「あと7分ぐらいかかりますが」

と言われ

そのたった7分でも

待ちたくはなかったので

「しっぽくうどん 350円」

に変更した



決め手となったのが

「季節限定」

と書かれていたことである



あと

ついついトッピングの

半熟卵にも手を出してしまい

責任をとって

結婚しなくてはいけなくなってしまった



たった80円の半熟卵が

とんでもなく高く付いてしまった



あまりにも美味しそうに見えたから

どうにもこうにも

我慢ができなくなって食べたのだが

この様だ



半熟卵は妊娠してしまい

可愛いヒヨコを出産してしまったのだ



そんなことより

食べ終わって

お椀を返却口まで持っていったところで

コーヒーの自動販売機があるのに

気づいた



その中になんと

ミルクティーもあるではないか



それを見た途端

またもやムラムラきてしまい

私はそれにも手を付けてしまった



いわゆる不倫である



許されざる愛の味は

また格別なものがあった



しかもたった100円で

買える愛だった



     
----完----

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ぶっかけうどん小 

260円

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ついに

日の出製麺所に行ってきた


といっても実は

ノストラダムスの大予言で人類が滅びた

1999年の7の月の

次の月である8月に

一度行っているのではあるが


私が行った当時は

玉売りしかやっていなかった


もちろん私は

マイドンブリとマイ箸

それにマイ醤油を持参して

鼻息も荒く猪突猛進

ガラス戸をぶち破って

この店に飛び込んだのだが

出された麺は

茹であがってから時間が経った感じの

干からびた麺だった


あれから6年と5ヶ月

(あとは四捨五入)

の月日が流れ去り

私は時の流れに身をまかせ 

貴方の腕に抱かれて生きてきたが

日の出製麺所は

大きく変貌を遂げていた


お昼時の約1時間という

短い時間ではあるが

店で食べられるシステムができ

あれよあれよと言っている間に

人気店の仲間入りを果たしていた


私はその間

日の出製麺所の噂は聞いていたが

一度行っていることもあり

足を運ぶことはなかった




あまりにもひんぱんに

「うまい」という評判を聞くので

「これは一度行っておかなければ時代に取り残されるぞ」

と思うようになったのである


しかしタイミングが合わず

何度も行き損ねてしまって

やっとのことで

今回潜入することに成功した


美人との噂のある

この店の娘さんを見ることもできたし

私はもう何も思い残すこともなく

余生を送ることができる


つめたい小 100円

弾力のある美味しい麺だった



日の出製麺所

住所 香川県坂出市富士見町間1-8-5

電話 0877-46-3882

営業 11時30分~12時30分

定休日 無休

駐車場 あり



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